3月号@古のランドクルーザー40オールペン 2。

今月は、先月の続き40ちゃんのオールペン続報です。
データ量が多いので、3~4回に分けてアップしたいと思います。
今回は酷かったドアの錆です。
リヤはL&R観音開き2枚。
3ドア車なので、フロントのみこちらもL&R。
追記の修理例を見ていただければ分かりますが、とにかく酷い。
戦時中の戦車の残骸も真っ青です。
では、イッテみまひょ!
まずはリヤドア。
細かい部品がたくさん付いていますので、水回りも悪くかなり来てそうです。
ナンバーのステー類やエンブレムの穴が錆びて大きくなって、本来入るはずのないインナーに水が浸入すると、、、
そこから腐っていくんですな、、、
水抜きの穴なんか詰まっていたらもう最悪です。

水抜きの穴は心配要りませんでした(笑
溜まった水、すべて下に流れるの巻。

外しまして、、、

分解するんですが、、、

ハンドル一個にも気を使います。
だって、紛失、破損したらもうないんだもん。
合わせ目のブッシュとかパッキンとかバネなんぞいつ壊れてもおかしくありませんで、こういう古い車の部品は、ウチ等は「地雷」 と呼んでおります

早速修理に掛かろうかと思いきや、、
腐りの穴を覗いたら英字新聞が出てきました(笑

プッ
いやぁ~、、、、もう熔けちゃってるよ、、、

切ろうモンにも、新聞が出てくる出てくる(笑

おおむねの錆びは、案の定下の方に集中してますが、すでに末期状態です。

人間じゃないので修理が効きますが、こんなパネル見てるとふと思う事があるんです。
「自分の肺の中ってどうなってんだろ?」と、、、
若いころから、粉塵とシンナーまみれになっていますからね、、、
タバコは遠い昔に止めたとしても、ちょっと不安になります。
切った破片から推測する、、、
溜まりに溜まった水で逝っちゃった様ですね。

カット部分から上を望む。
上の方は元気なモンです。
癌細胞転移後も全くありませんです。

さて、、錆部分をすべて除去した後に、切り張りですヮ。
半田細工。
途中の写真を撮り忘れてしまったので、いきなり張る所からスタート(笑

ちっとづつ、半田で溶着。
ココは力が掛からないので、半田オンリーで行きます。

盛り付け完了。


水抜きの穴を空けて終了。
本来このパネルは水は中に入りません。
が、湿気などで集まってる水分のために空けておく方がいいのです。

以上。
して左側。
こっちの損傷はそんなに酷くはありませんでしたが、ドアを閉めるロックが付いてるのねん。

力が掛かる所、複雑故に加工が得に大変です。
サビ修理は右側と同じ。
ロック部分は、、

溶接と半田で加工補強します。
こんな感じ。

かなり力が掛かるので、ガッチリ溶接もします。
して、、、
プラサフをコーティングして、ボディーへのフィッティングを確認すると

こんな風になります。

左も同じくプラサフを塗って後の塗装に待機します。
で、ドア、、、
右は良いんですがね、、、

アウターはかろうじて助かるかと、、、、

分解してサクっと修理。

が、左が涙ちょちょ切れなんですヮ。

もう何もないの巻。

早速切断。

切って見て見て、中をよく観察。

コチラのドアは、アンダーに思いっきり水が溜まりますので、水抜きが詰まると一気に錆の巣窟になってしまいます。
やはり、下の方だけ腐食しているようです。
少しは光が見えたかも、、、、

表もビンビン切って修理します。

切って行くと、、、

下側全部なくなってしまったのだ(笑

錆びも下で収まっておりますので、上の方は元気なモンでやんす。


さて、、、切り取った部分を元気のイイ鉄板で切り継、切り継、、、
まず、基本のアウターの一番出っ張ってる部分を張ります。
基本を作るワケ。
なので、寸法はバッチリにしておかないとイケません。

その後、細かいRの部分郡を足して行きます。

こんなです。


形になったら磨って滑らかにし、次のステップへ、、、

裏返して、、、

強固に錆止めをして、、、

ヒレを付けます。
複雑なラインが入り混じっているので大変です。

ヒレを付けて摩り下ろすとこんな感じ。

う~む、、、だんだん形になってきたぞい。

して、、、

肝心なフランジを2ミリほど下にたらして表は出来上がりです。




裏の加工を忘れていました。
裏は水が抜けるようにしなければいけないので、、、

波板を溶着して出来上がりです。

、、、、、、一番、辛かったドアが完了いたしました、、、、
と思いきや、、、、
ボディーの方はもっとスゴイのね。

では来月お届けいたします。










