9月号@ベンツフェンダーダクト加工。

今月は変わり種。
ベンツのフェンダーにダクトを入れる加工なんぞをご紹介いたします。
いまやダクトは、車の改造、お洒落の定番となっております。
1連、2連、中には3連発の中に、さらにダクトを掘り網を張ってサイドを強烈にアピールしている車もあります。
純正パーツを改造して加工しているモノもチラホラ見かけますが、そのほとんどが、 FRPパーツとしてフェンダーアッセンブリーで供給されているものとなっております。
ヤフオクでよく見かけるパーツですね。
各メーカー、こぞって凝りに凝ったフェンダーやパーツを出されておりますがっ!
今日「ご紹介するモノは、FRP製品でもなく純正を加工。
純正のフェンダーを加工しますので、フィットはモチロン抜群、表面も心配される、あのFRP独特の「波肌」は全くありません。
純正を加工した、仕上がり感バツグン、フィット感完成度もバツグンのダクト加工をご覧アレ、、。
ドアミラーウィンカーを取り付けしたので、、、

サイドマーカーのウィンカーの穴は埋めてもう無くなっております。

このままじゃ殺風景なので、、、

このようにダクトを掘ってみたいと思います。
何度も言うようですが、FRP製品のヨレヨレ感は全くありませんです。

位置決めのためにマジックで罫書きします。
サイドステップに沿ってラインを引くと、目の錯覚で下に垂れたように見えてしまいます。
この車の特徴で、後ろから前までのアウトラインが、前に行くほど徐々に細くなっているんですよね。
なので、こう言う風に罫書くと、ものすごくダサく見えてしまいます。

いつだか、このラインのまんまダクトを付けていた車見ましたけどめちゃくちゃカッコ悪いでっせ。
どうするかと言いますと、下は水平に習って。
上は後ろからのアウトラインに習って引くのです。
これにより、ぐっと安定したラインが得られるのです。

さて、、、行ってみまひょ。
まずは、バラシ。


手術台に乗っかったフェンダー君二人(笑

オペ用意。
切り込みを入れる穴をあけます。

定規でキレイにカット。

曲線は曲線の治具を作ってね。

切れました。切り口はまずまずです。

一度装着して調子を見るんですが、、、。
丁度ダクトのとこにウォッシャータンクがあるのね、、、
ドイツの車って、ここにワイパーのタンクを装備している車って多いんですよ。
ある程度想定内なので、ビビらず後で加工します。

凹まして加工しました(笑

本題に入ります。
位置決めは終わったんですが、次に問題なのが何センチ窪ませるか?
あまり深いとレーシーになってしまい、浅過ぎるとインパクトがない、、。
う~む、、、難しいのぉ、、、
悩みに悩んだ末、4センチ引っ込ませることにしました。

ひっこむ分、インナーのパネルを切り後で張る網が斜めにカッコよくなるために、手前にカットします。
上下もそのままだとイマイチなので、中に細って収まるように見せるため、上下のインナーも5ミリほどカットします。


そのごにダクトのリヤ部のプレスの加工をします。


と、こんな風になり、自然体に仕上がります。

切断加工が全部終わったフェンダー君。

さて、、いよいよ、溶着です。
今回は半田で加工溶着します。

前と後ろを削って、位置を測り仮のつっかえ棒を溶着。
カーブや曲線が多いので、いろんなパーツを切って曲げて作るんです。
コレがまた大変なんだ、、。
だって、計算式がねぇんだもん。
計算式があっても出来ねぇけどな(笑
この製作したパーツは、、、

ココ。


コイツは、、、

ココ

で、半田で溶着。


全貌が見えてきました。
後はあみの部分の縦のライン。
両サイドに細いヤツを付けて、、。

上下の先ほどの加工したヤツを丸く削ればおおむね仕上がりです。


細かい所を修正。

ウレタンサフェーサーをコーティングします。
ココまでくればもう安心。
後は塗るだけですもんねぇ、、、

倉庫でめっけたベンツのフェンダーダクト付きフェンダー。
よくヤフオクなんぞで大量に売っているファイバー製のヤツ。
ファイバーでダクトを表現するのは良いんですけど、横からすかして見ると、ファイバーのよれよれまで表現されてしまいます。
純正を仕上げるとまったくの純正品に仕上がり、完成度が全く違います。
次回は塗装と仕上げ、で、完成の全体図です。
ではまた来月、、、。