1月号@カワサキMACHⅢ塗装 PART1。

今月は、バイクの塗装をご紹介します。
単純に、削って塗るではなく、塗装を全部ムキムキして、新たにやり直すと言うレストア的な塗装です。
ターゲットはカワサキのマッハⅢです。
暴走族の前、カミナリ系の先輩たちにこよなく愛されていたバイクですね。
当時としては最高にスピードが出たバイクで、その割にブレーキの性能が良くないコトから事故で亡くなった方が大勢いました。
そんなレーシーなカワサキも、ピンクに塗ってラメを塗ると、まったくの族車になってしまいます。
この手のバイクは、塗装ってなうまくやらないと、「あっ、、、そっち行っちゃった??」なんてことになりかねませんね。
「白煙会」。
う~ん、、、、いかにも旧車チームが好きそうなネーミング。
しかも、ボスはブタさん(笑
笑っちゃいけませんぜ、、、カッティングなんかスゲーキレイに貼れています。
もったいないけど脱族車ペイントなので、全部剥がして行きたいと思います。
タンクの仕上げはこんな感じになります。
粗めの黒メタに、ゴールドパール抜きのカワサキの刀ラインと、オリジナルのKAWASAKIマーク。
データ容量が多いので、今月と来月2カ月かけてご紹介したいと思います。
では、イッテ見て見てっ!

さて、、、料理開始、、、。

題材はタンクだけじゃなく、「ぎ装品」がたくさんあるのね、、、。


フロントカウルは簡単なので、修理して先に仕上げちゃいます。
割れたとこが必ずありまして、修理します。



いっちょ上りっ!

拡大
次にこいつ等の料理に掛ります。

サンダーと手で剥いて行くと、想定内のコトに遭遇します。
塗面が暑いのね、、、
なので、ペーパーがひじょうにもったいない。

後の始末が悪いので、あまり使いたくないんですけど、剥離剤を使って行きます。

均一に塗って、、、

5分もするとこんなです。
うぇっ!

一発!

他の部品も同じく、、、。

タチが悪いのはカウルの中です。
入り組んでて、塗装が厚くて、錆びてて、もうどうしようもないです。
手作業しかないです。

して、剥離後に余分な剥離剤を除去した状態。
まだ隅っこの方に、多くの錆や旧塗膜が残っておりますので、手作業とサンドブラストで全部除去します。

いつも思うが、塗膜を剥離した後に、だいたいの鉄板はこんなんなってます。
ココから錆を全部落とすのです。


こんな感じ。

錆止めを塗って、、、。

プラサフコート。

テールの中もこんなにキレイになりました。

次にタンクに取り掛かります。
表面処理の前に、タンクの中です。
こんな旧車になると、必ず錆の巣窟となっているのがタンクの中。
最近じゃ、タンクの中の錆落としは沢山市販されております。

その中で、ずば抜けて性能の良いヤツ、タンククリーナーの「花咲かG」(笑
なんと言う奇抜なネーミング(笑
でも笑うなかれ、コイツがすごいパワーで錆を落としてくれるのです。
タンクの下の継ぎ目なんか穴があいちゃう始末でっせ(笑

最後にこいつで中をコーティングします。
「WAKO'Sタンクライナー」考えられる中で、一番いいんじゃないですか?

まずは、花咲かGを薄めて口元いっぱいに注入。

一晩おいて、「これでもかっ!!」というくらいに水洗い。
完全に水分を乾燥します。
今は夏なので、丸一日太陽にさらすとOKです。

けっこうキレイになりますね。
この後、タンクライナーでコーティングします。


次にタンクの外側の修理に移ります。
KHの刀ラインを持ち出して、イメージしてます。

剥離をする前にラインの計測をイメージ。

配置を本と相談中、、、。

う~ん、、、悩んでも仕方ないので、次にススムススム、、。
給油口から想像するに、相当な塗膜が予想されます。
グリーンなんか、もろにカワサキカラーじゃない?

早速、剥離剤の餌食に、、、
ぎ装品と同じく、5分もするとこんなです。

出たっ!青い塗膜(笑

剥離剤二度塗り。

なぜか、カワサキのライムグリーンは裏だけにありました。

おおむねの剥離完了ですが、まだたくさん残っていますねぇ、、、。
後は手作業しかありませんですな、、

剥いてキレイにサンディングすると、後は御覧のようにボコボコです(悲
これはチョット想定外か??(苦笑

はんだとパテで修正。


ガソリンキャップ口は入り組んでるので、手作業しかありませんね。
キレイに取れました。

裏もキレイにするのですが、、、

案の定、花咲かGで穴が開くの巻。

その後、はんだで補修して、、、

錆が特にひどかったので、赤い奴の前にさらに錆止めを塗って、、、

赤い奴を塗布。


プラサフを塗って、仕上げの塗装に移ります。
来月はテーピングと上塗りをし、仕上げて行きます。
ではまた、、、。



