6月号@トヨタエスティマACR30を50にFACE OFF!

今月は、トヨタエスティマACR30の顔を、50後期へと顔面移植をいたします。
単純にバラして、50後期の部品を取り付ければいいと言うお話じゃぁございませんで、「切った。」「張った。」「伸ばした」「縮める。 」の連続でございます(笑
色々苦労して、加工製作をした結果が、、、、

こいつでござんすよ(笑
今考えますと、ライトのセッティングに伴なう、コアサポートの加工が一番難しかったかなぁ、、、
フロント部にフードを5センチ位エクステしましたが、たまたまスポイラーがFRP製でしたので、加工の利便性から順調に行きました。
また、ライト、グリルと隣接する部分は以外にもあっさりと(とは言っても、メチャクチャ苦労しましたが) しかもピッタリとハマりました。
オーナーさんも納得の一品(ワンオフ)に仕上げて見ました。
では、行ってみよっ!
今回部品の方は、お客様のお持込みです。
ライトと、、、

グリル、バンパー。

今や部品は、欲しいモノがあれば新品でも中古でも、良質のモノがすぐに手に入ります。
良い時代ですね、、、
なので、「旧型の車の顔を、新型の顔に顔面移植してしまおう」なんて、突拍子もないアイデアが出て来るのです(笑
冒頭、「行ってみよっ!」て言いましたけど、手が止まります(笑
説明書もなけりゃ設計図もないんですもの。。。
この鋭角のライトを、どげんして丸いフェンダーにピタリと付けるか?

バンパーをあてがって見ても、全く違いますし(当たり前ですが、、、

新旧この車は、バンパーのこの上の部分にグリルが挟み込まれます。
ココがミソ。
幸い、移植される方はファイバー製のスポイラーが付いておりますので、この部分を型を起こしてファイバーで移植することにします。
最初に言いましたが、設計図が無いので頭ん中で描きながらの作業になります。

旧バンパーを取り外し。
とがったライトを当てがって見ようも、全く合いません(当たり前~~っ笑

グリルを付けてみると、幅は概ねあっているコトが分ります。
この前に両車の車検証を用意して、幅等のサイズの確認とイメトレをしたんですが、そんな努力は全くの無意味と分っちゃいます (苦笑

フード何か締めちゃうと、もう作業を止めたくなっちゃいます(笑
ぜんぜん、合わないじゃないのっ!!!(当たり前~~~っ

新型と旧型は、特にフードの先の形状が全く違います。
平らな30と鋭利な50、、、
この三角地帯をどうするか?

全パーツをつけてもこの通です。
鉄板を切った張ったでやるよりも、50用のヤツを加工して付けるコトに決断しました。

冒頭言いましたが、今はネットですぐに手に入っちゃうんですよね。
良い時代です。
早速到着、50のフード。

早速取り付け。
フロント部のカットの部分は合ってしました。
とは言うモノの、幅、長さは全く違いますね、、コレ(当たり前~~
横なんか被さっちゃって、、、
右。

左。

このくらいの違いになって来てくれると、加工のモチベーションも80パーセントぐらいに上がって来ますね。
まず、前に伸ばすのにステーをエクステします。
純正の部分は穴は二つ。
そのまま後ろにずれると、一個で固定する形になってしまい、プラプラになっちゃうのよね。
なのでステーも長くエクステします。

ここんトコをきっちりやっておかないと、高速道路で走っている時後ろにびゅーーーーんとっ!
シャレになりませんよ(笑
と言うことで、ステーの取り付け穴が3つになりました。
この部分だけでも日本で一台のワンオフ。

前後の帳尻は合いました。
次にフェンダーの調整に行きたいところですが、ライトとの兼ね合いの方が大事なんですよね。
後はフェンダーのエクステが残っていますが、まずはライトが着くようにしなければ行けません。
いかんせん、ライトが全く違いますので上のラインが決まったら、 下のラインを決めてそれから最後にフェンダーとライトの付け根の調整に入ると言う、あっちやり、こっちやり作戦になります。
ライトのアンダーラインのを決めるのに、ある物を作らないと行けません。
まずは元のスポイラーのライトの部分をぶった切り。

こんな感じ。

このフードとバンパー、グリルの隙間はバッチリです。
「何か加工せなあかんかな?」と思ったんですが、ナントピッタリなんですヮ。
後でお見せしますが、コレは普段の行いの良さ以外、なにもモンでもありませんよ(笑
しかし、横のライトのアンダー部分はなんとかしなけりゃいけませね。
当たり前ですが、違うモンくっ付けるんですから(笑

新型の方のバンパーを持って来て離材型を塗って、、、

雌型を作ります。

雌型。

その上に別の離型材を塗って、型を起こして新型の上の部分だけを作るんですヮ。

剥がすとこんな感じになりますね。
フードとライトが今の段階ではピッタリなので、コレをスポイラーとの間に埋め込みます。

新しいライトが着く部分。


上のモノが出来たところで、やっとライトの登場!
まずは配線処理から、、。

と思いきや、、、、
次にコアサポートの加工をしなきゃ、、、
ライトは付きませんよ(笑
コレには参りました、、、、
何十回ライトとグリルを外したことか、、、

コアサポートの部分はそうとうにいじくり回しました。
文章じゃ書けません。
写真にも苦労は移せません(笑
前に引っ張り、引っ張るも幅が短くなるのでカットを入れ溶接。
で、機械じゃ引けないので筋肉(笑)と油圧式の簡易のヤツで調節しながらの加工。
しかも、せっかく合ってるフードとバンパーセンターの位置をずらすしちゃいけないってから大変です。
この場所も、ライトとフードを何十回外して調整したことか、、、

大まかに着くようになったら、新型ライトが収まるように、ココの加工です。

まずは旧フェンダーを惜し見なくカット。
ココで初めてフェンダーとフードの横の兼ね合いが上手くなって行きます。

旧型ライトはモノすごい鋭角なので、フェンダーだけ取り寄せて移植します。

つか言うのはこの部分。

け書き入れ。


魚で言うと頭の部分だけですな(笑

で、惜し見なく来たった部分に、、、

借り止め。
最初のフードの調整と重複した作業がココで出て来ます。
フードはグリルとの調整が終わってますので、ここでは閉めて幅の調整になります。
単なる調整ではなく、フード、グリル、スポイラーと、この作業ですべての帳尻が合ってないとすべてがパーになります。

左右ライトを仮に着けて、、、

左は黒いフェンダーを移植したのね(笑

バンパーグリル、全部くっ付けてみると、見事のマッチです。
設計図が無い、あっち行ったりこっち行ったり作業と言いましたが、上決めぇの、下決めぇの、はいすぐに横とは行かんのですよ。
前後決めたら、横を借りにしといて、バンパーに移り、本決めはやり直しが効かない、フェンダーの溶接で〆ると、、、
う~~ん、、、本当に難しいコト、、、

ピッタリ合ったコトを確認したら、外し手仕上げます。



裏。

少し上に鉄板で継ぎ足して加工してるのが分りますか?
ライトの先っちょのアンダーのラインが微妙に違うのです。
なので、三角に継ぎ足してラインを整えます。


再び、仮止め。

スポイラーが重たいので、フェンダーの付け根が割れておりました。
ついでに修理しておきましたよ。

ライトを着けて確認。

う~ん、、、まずまず、、、


新型50のフェンダーを移植し、フェンダーのラインを加工したら、バンパースポイラーの取り付け部分が段違いになってしまいました。
コレも当たり前。

それは想定内。
ココで登場するのが先ほど型を起こして作ったコイツ。
最後に持って来るのには意味があります。
単純に、加工が容易だからです。

このグリルとバンパーの隙間を埋めるのに型を起こして救っておいたっちゅうワケ。
さっきの段違いの部分も、こいつでカバー出来ます。

隙間は

グリルが着く部分は先ほど言いましたが、本当に数センチとピッタリで済みました。
普段の行いね(笑
グリルが入るスリットは、2か所製作しておきます。

チョイと仮止め。
イイ感じ、、、

例のココも、、、

製作した上部部分で補います。
ファイバーマット君大活躍!

隙間を埋めるのは良いんだけど、ライトとのチリがまた難しいんだ、、、

全体的に良ければ仕上げて行きます。


プラサフコーティング後。

フードは中古なのでやっぱし傷が付いてるのよね。


塗装をしまして。

組み付けになります。


ステーの距離から見ると、けっこうエクステしてるなぁ、、、、

なんだか分りますか?
新型ライトの下の出っ張りが、旧型30のウォッシャータンクをぎりぎり交わしているのです。
このライトを着けてくれと言わんばかりのマッチングですよ。

して、すべて部品を取り付けして完成です。

ふぅ~~、、、おつかれちゃん、、、
一時はどうなるかと思いましたが、きっちりできました。

細部は、拡大でご覧アレ、、、、
お気を付けて、、、、









