8月号@シティガブリオレ錆修理。
懐かしいお車が入庫いたしました。
年式はもう、分からないほど昔のお車です(笑
エンジン共にまずまずのコンディション。
が、やはりボディーの方は、かなり錆びが来ております。
「古い車を大事に乗る」ものすごい好きです(笑
ましてこの手の車、平成の今でも結構オシャレ感覚で街乗りが出来ますね。
末永く乗っていて頂きたいモノです。
で今回は、その錆の修理をご紹介いたします。
早速修理に掛ります。
まずは、、、

定番中の定番、ステップの腐り。
外から想像するに、かなり酷いコトが予想されます。

して、ドアの三角窓の下側。
中の錆もスゴイ事になっているんですが、ここは丁度三角窓のサッシの取り付け位置になっておりドアの開閉でかなりの力が掛ります。 錆の勢いで弱くなり、ストレスが全部ココに集中してしまい亀裂が入ってしまったと言うワケです。

まずはドアから修理します。
ドアを取り外さないといけないので、全部分解いたします。
ここからが旧車の欠点、新品部品が全くないと言う壁にぶつかります。

なので、部品類、何一つ外すにも慎重を極めます。
特にゴム管系。
この水きりモールは劣化が進んでおり、取り外しを誤るとすぐに切れてしまいます。
慎重を極めますね、

バラシが完了して、ドアも外れました。

外からはそんなに酷くは感じられませんが、、、

中はもう壊滅状態です。
ご同業者の方は、恐らく上の写真を見れば中の状態がどうなっているか想像がつくはずです。
その時点でチョッと覚悟が必要ですね。

錆びている部分は極力撤去します。

摘出した錆の一部。

一番酷い所を一通り除去。
後は削って取れるだけ取り去ります。
ヒビの入っていた所を補強。



裏をもう一度削り、錆止め。

ドアの錆修理はいったんおわりです。

次にステップ修理に移ります。
が、切り取っていくと、やはりイヤな物が見えて来ました(笑

ひょえ~~(笑
コイツはすげぇや!

同じように酷い所を取り去ります。
鉄の酸化じゃなく、すでに土と化しております。

幸いにも、フロントはクォーターの継ぎ目。
リヤは途中で錆が止まっておりました。

黒錆に変えて安定させると一目瞭然ですね。
フロント部とリヤ部はぜんぜん錆びていないコトが分ります。
長い間、水が溜まっていたんでしょう、、、

早速錆止めをします。
これで安心、当分の間は出て来ません。

ふたを閉めるのに部品が必要ですが、モチロン新品のロッカーパネルなんて製造はしておりません。
形に合わせて鉄板で造ります。


熔着。


仕上げてサフェーサーを塗って上塗りへと進みます。

塗装に移るはいいんですけど、色が焼けているから調色がまた大変だコト(笑

ドアから塗って、組み上げて仕上げです。

ヒビの部分。

以上、お疲れさまでした。
これでもう、錆は当分出てこないでしょう。
お気を付けて、、、
