ドアハンドルあれこれ、、、
2019年9月24日
現在2台同時に修理を進めております。
今回は両方ドアの修理でフルクリヤーコートをする都合、ドアに着いているハンドルを2台分も外さなければなりません。
慣れればカンタンなこのハンドル着脱作業ですが、そいつを着脱するシーンに出くわすと板金やるよりもイヤと言うクラフトマンは少なくないんじゃないでしょうか。
車により似たような造りなんですが舐めて掛かると大変な事になります。いわゆるトラップ(罠)てモンが隠れているので初めての車は少し緊張します。
ハンドルと言っても今の車はバー状のこ洒落た仕様になっていてとても複雑、よせばいいのにほとんどの車がこのハンドルバーにタッチキーや下を照らすランプ(要らないっ! 笑)が着いていてちょ~めんどくせぇ(笑
世に出回っている車同じ着け方なら問題ないが全車違うコンセプトと設計なので日産とトヨタが同じわけがありません、加えてドイツ、イタリア車にいたるまで一歩間違えると作業倍増。
中にはハンドルを引っ張って回したボルトを奥にに押すとハンドルがその位置で止まり着ける事まで考えてくれるご親切な車もありますがほとんどの車がなかなかそうはいかない。
今手がけているドイツの車が難解な一台でバーの後ろのキャップのボルトが普通は固定されているのに対し、あろう事か最後まで外すとドア中に落っこちるトラップが仕掛けてありました。
今回はトリムまで外したので難なくキャッチして作業続行ですが、ドイツ車と安堵してハンドルだけ外そうと目論んだクラフトマンはさぞかし肝を冷やす事でありましょう。
早く昔のような上に起こすハンドルのトレンドに戻って頂きたい物である。
ハンドル×2台分(汗