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今月は、トヨタbBのフルキットなんぞ取り付けてみました。

最近は、各自動車メーカーもスポイラーやマフラー、大きな径のホイール等に力を入れてきているようで、他社との競争が激化してきております。
堅物のメーカーや国の法律も、やっとモノが分ってきたという事を実感いたします。

確かにですな、ノーマルだと、何の変哲もない容姿、、。ぜんぜん面白くありませんで、いろいろなモノを取り付けて、自分なりの個性を出したくなります。

というコトで、取り付けにGO!

注文のスポイラーが届きました。

どこの会社も、このように箱に入ってきます。
透明なテープでぐるぐる巻きにしてあり、がっちり梱包してあります。
この透明なテープだけはやめてもらいたいもんですが、、、、。

並べて確認。

フロント、リヤ、サイド。今までの経験から、割れていたりすることはまったくありませんで、運送屋さんの気遣いには脱帽モノです。

今回も問題なし。

フロントを仮止めしてみました。

ちょっと5月人形みたいになってしまいました。


どんなにいいスポイラーでも、ボディーとの隙間はあるものです。

ココからが板金やサンの出番。


隙間がなくなるくらいまで削り込みます。

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水平を確認。下過ぎるともろにマヌケになります。

逆に上に向いていますとアゴが出てしまい、「アイ〜ン!」状態になり、もっとマヌケになってしまいます。
我社では、上すぎることを「アイ〜ン状態」と呼んでおります。「ちあきなおみ状態」とも言いますが。

ココの調整もかなり気を使います。


サイドの仮止め。

コチラもはじっこを削って調整。


ピッタリあわせます。

サイドステップリヤの部分


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コチラはフロントの付け根

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最後にリヤスポイラーを仮止めいたします。
コチラも横と前と同じく削って調
整。

さすがにいいスポイラーは手間があまりかかりません。
リヤはサイドの部分だけ少し削っただけでピタリと合いました。

コレで仮止めはすべて終了。

もう一度外しまして下処理ペイントに移ります。

320♯程度のサンダーで、表面のザラつき、小さな凹凸をすべて削りまして、ウレタンサフェーサーをコート。

乾燥、塗装待ちのフルキット君。

水研ぎ、洗浄いたします。

いざペイント。


クリヤーを、後々問題がでないように厚めにコート。

予想以上に「ぽてっ」とした仕上がりになりました。


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コチラはフロントの削った部分

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取り付けます。
仮止めをしていますので、安心して本チャン付けが出来ます。

サイドステップ。

極力見えないところにリベット止め。

フロントをつけて完成です。
一瞬、5月人形の心配もでましたが、色を塗ってボディーと一体化させましたら、その心配は消えました。

むしろラッセル車のほうが正しい表現かも分りません。

アゴをすらないようにお気をつけて。

次はマフラーですね。
ステンでっか?チタンでっか?いかすヤツ、注文できまっせ。

各場所の、隙間の確認はコチラ。


完成写真拡大1

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