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カッコイイ、フロントスポイラーがミニワン用ではなかなか見つからないため、バンパーを最高グレードの、クーパーSのバンパーを探して付けることにします。

で、フルキットを装着すると言うわけです。
では早速、、、。

この車、グレードが3種類ほどありまして、個々に形、使用が違うんですね。

特にリヤとフロント周り、あとはほとんど同じなんですけど、このグレードは、一番重要なお顔の部分がインパクトがなさすぎ。

あ〜〜〜ダサっ。

とっととバラして取り替えてしまいましょう。


外したミニワンのバンパー。
写真じゃ分かりづらいですけど、大分小ぶりです。
このバンパーにつけるスポイラー、マジ小さくてインパクトがないんです。

なので、クーパーSのバンパーを検索、、、。

なんと!出てきたよ、、クーパーSのバンパー。しかもASSY。(ウソのような演出)

奇跡に近い掘り出しモン。

コイツがクーパーSのフロントバンパー。
あごの部分がごっついのがお分かりでしょうか??

ヤフオクで発見も、トリム、グリル(アッパーフード側)すべて付いて来たっちゅうから見っけモンです。

当時検索したら、本当に一発で出てきたんですよ、、、捨てたモンじゃぁありませんね、、、ネットオークションて、、、

早速、加工取付けへGO!

とりあえずくっ付けて見ました。

問題なく付きそうですが、アンダー周りの加工が必要のようです。

後はフォグの位置が微妙に、、、

コチラがそのフォグランプ。

前者に述べましたが、ボデーはほとんどすべて併用部品となっております。

なので、フォグやウィンカーのステーにも二つ穴が開けてあり、ステーをずらせばぴたりと付きます。

簡単ですね。

届いたエアロフルキット。

○猫ヤマトさん、ご苦労様。

サイド、リヤ周りは次回で、今回はフロントバンパーとの兼合いがあります。

なので、フロントのみ取り付けていきます。

途中、塗装と仕上がっているはずのトリム類の部品が重複説明になりますがご勘弁。

並べてみました。

前回塗ったバンパーのトリムが仮止めされておりますね。

フロントの純正のスポイラーの上にかぶせる形になります。

かぶせてみました。

ジアラのスポイラー、ほとんど加工が要りません。

こうなると、板金屋さんはぐっと楽になります。

好きだな、、、こう言うスポイラー。

今のエアロの業界は、どんどんレベルアップされていまして、いいヤツはホント加工がほとんど要りません。

 粗悪エアロには気をつけましょう。ぴったり付くなどとぬかして、全く付かない粗悪エアロが出回っているようです。いわゆるコピー品と呼ばれる代物。

特にオークションで安易に、激安で(コレが一番引っかかります)売っているもの。

出来るだけ有名メーカー、友人、知人の車に付いている物を参考にして購入しましょう。

考えにくいほど安い、売り方が安易、裏にエンブレムが張っていない、丸検済、ワザとらしいロットaAたとえば06S1000036なんて考えられない意味不明の数字が書いてある(←コレなんか、もうほとんど北朝鮮か旧日本軍の部隊名と同じっ!笑)などありえないシールが張ってある(コレは買ってから出ないと分からないことではあるが、、、)などのスポイラー。

とにかく、購入する前に一言ご相談を、、、、

とは言うものの、ファイバーのバリはあります。

すべて削り落として、表面をつるつるに仕上げます。

この作業が、型合わせの次に大事。
後のスポイラーの仕上げに大きく左右してきます。

その上にウレタンサフェーサーをペイント。
ペイント作業に移ります

下地は完璧です。

ペイントの前にグリルの加工なんぞを、、、

さて、バンパーのグリルの部分ですが、当初はそのままGOと言う作戦でしたが、あまりにもつまらない、、、

で、こんな網目のネット(バグネットと言うそうです)を入手。

貼り付けていこうかと思います。

このネット、今はホームセンターで全く同じモノが売っておりますが、コレはまた、専門の業者から取り寄せた、改造用のモノホン。

ちょっと差別化、、、

大きさに切って、仮に裏あていたします。

小さすぎても大きすぎてもいけませんね、、、

小さすぎて、ダクトに収まんなかったりなんかしたら、もうサイテーです。

上手く張れました。

純正のグリルが付いている出っ張りがお分かりでしょうか?

ひじょ〜〜に邪魔。

後でカットしてなくして平らにしてしまいまひょ。

ちょっと解説。

トリム、スポイラー、バンパーの中の相互関係はどうなっているか?

裏はこの様になっております。

タダ組み込んであるだけ、、ボルトはなしで、ビスでごく数本止めてあるだけなんですね。

国産車だと間違いなく壊れやすいグロメットやクリップ類で複雑に止めてあります。
外車の場合、雄、雌加工で止めてある部品がかなりありますね、一回外すと使いモンにならなくなってしまう時もタマにありますが、気をつけて外せば何回も脱着が可能です。

この車は今はドイツの車ですが。アメ車にしかり、クリップやグロメット類はほとんど併用できるようになっております。

穴がほとんど丸なので、短きゃ切る、大きければ削る、でかきゃ他のでかいグロメットで代用出来る、など加工が自在で、作業時間の短縮にもなります。

外車の場合、修理していてよくイライラしてしまう時が多々ありますが、こう言うところが好きだったりします。


で、わが国ジャパンの車は、、

受けの穴が四角だったり、丸でも穴の大きさがミリ単位で違ったり、その穴に入るグロメットが異常な形をしていて、全く加工が出来なかったり、、、

そんな所まで利権争そいしている有様だね、、、日本は。
戦争に負けるわけがよく分かります。

なんの相互性の無い日本車のパーツも、少しは見習ってもらいたいものです。

それでは気を取り直して塗装にかかります。
まずは、今まで仮止めしていた部品を、全部外して下処理です

削って。

ペイントっ!

早っ!

スポイラーまで。

ついでにバンパーに付いてきた、グリルもペイント。

人曰く、コイツはメッキの方がいいと言います。

が、オイラは変わりモンなので塗ってしまいました。

グリルの部品勢。

こいつらが無いとくっつきません。

バンパーに付けて、、、

スポイラーもバンパーにセット。

網も貼り付け。


完成。
どうです?

小さいバンパーよりもあごがぐっと張り出ていてカッコイイでしょ。

そのまま、ワン使用のスポイラーでもよろしいが、ちょっと手を加えるとぐっと引き立ちます。

「だから何よ?」なんて、アンチな声も聞こえて来そうなそうでもないような、、、
そんな気がしてならないのはオレだけか?

次回はサイドとリヤ周りを、、、
最初のころ紹介した、バンパーの相互関係がいかに大事が分かります。

以上


  

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