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何事もないようなMRワゴン。

ドアがこじ開けられて、鍵穴がこんなにゆがんでしまいました。

卑劣ないたずら、、こんな軽自動車こじ開けて、何をしようとしたのでしょうか?

まったくもって、不気味で摩訶不思議な行動です。

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2番のドライバーがピッタリ、、、こんな感じでこじったの
でしょうか?

少しえぐっただけで、、、。

「ぽろっ」と取れてしまいました。 鍵はもちろん中にある
金具も、使い物にならないでしょう。


さて、、修理に移るといたします。

ハンドル、ミラー、ガラスまで、ジャマなのですべて外します。

スライドハンマーで慎重に少しずつ引っ張り出します。

裏にあて版を当てて叩きますと、けっこう平らになるモンです。

色をはがすまえ。

キーシリンダーを入れながら、変形した穴を
ヤスリですこしづつ削り、調整していきます。

パテ付け、処理後も同じ作業。


サフェーサー塗布。

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色合わせ。 生意気に黄色い3コートパール。

マスキング。

焼付け。

完成です。  完成といえば、少しは感動を覚える物ですが、
今回はそんな気持ちはサラサラありません。

ただただ、オーナーさんをお気の毒に思います。

別のアングル。

中の取付金具だけ新しくして、鍵はそのままにしておきました。 

鍵をなくした場合は、車検証と本人認証でいくらでも同じキーは手に入りますが、キーシリンダーを壊してしまったら、そのシリンダーだけは注文できないんですね、、すべてのキーシリンダーが取替えとなりますので、車の価値観から考えても最悪の被害です。

今回は、シリンダーの取替えは後回しにしたのですが、もっとも中のリンクを外しているので、こっちの方が、安全なんじゃぁないでしょうか。
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