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あわや、、

2019年9月28日

愛車のラパンの足元からみょ~な音がし出したので点検しました。

 

普段、少々の音はやり過ごすのですが今回の音はチト様子がヘンであります。

 

上げて見て見るとナント!ロアアームのボールジョイント(ボールジョイント 外れ 惨事とかでググッて見て)が外れかけてるじゃありませんか。

 

ココは足回りで大切な所です。人間で言えば大腿骨。

 

タイヤがくっ付いているアーム(ナックルアームと言います)は上はショックで固定、下はこいつと支えるには力不足のスタビライザーしかないので外れると最悪はドライブシャフトが抜けてタイヤが横に向いてしまいます。

 

そう、バックトゥーザフューチャーのデロリアンが空飛ぶ時のあのタイヤの形(笑

 

危なく車を廃車にする所でありました。廃車どころか大惨事になるところ~~っ。あっぶね~~~~、、、

 

足回りの音の診断は難しく点検しても分からないパターンがかなりあるようで「パキッ」とか「カツッ」て極たま~に鳴る乾いた音は人間の間接の音のようなものなのであまり気にしなくても良い(て言うか見ても特定できない)パターン。

 

検査するのにお客さんのその症状の訴えも擬音の宝庫日本語で音の再現するとそれはもう診断のカオスであります。

 

「ゴトゴトッ」と音がするや「カタカタ」「ピキピキ」「ガシガシ」「キンキン」「シューシュー」ってもうありすぎ(笑

 

音から大体推測できる場所もありますけどね「ゴーゴー」「シャッシャッシャッ」て断続的なのは周る系とか「足回りから確実にポコポコ音がするんですよ」なんて訴えられりゃそれは足じゃなくて腹(水周り)じゃないのか?と(笑

 

点検して全くなんでもない場合、どこかのブッシュやロッドの磨耗(軽微でも鳴る場合あり)、その他エンジンやボディー側のトラブルも考えられるため修理する方も一番怪しい部品変えて追いかけるしかりません。

 

しまいにはロッドやブッシュ類、ショックのマウントや高額なストラットバーに至るまで取り替えるハメになり、まだ音が鳴る様な気がするなんて神経質になるとかなり無駄な出費になりかねません。

 

安全性考えて全部換えれば無駄と言う話はありませんが、今回のようにハンドル切るたびに「ゴトっ」とか「ガクっ」てのは故障箇所が直ちに発見されるものもありますので一般ユーザーは軽微な音でも鳴ったら即点検が鉄則であります。

 

変な音、もしくはいつもと違う違和感があったら即行いつもの修理工場に行って点検を受けてください。

 

でないとデロリアンになっちゃうよ。

 

その前に、、、走行距離5万キロ位でこんな部品換えなきゃいけないSUZUKIさん、対策(リコール等)してないの?って話よ。

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